子育てや家事の合間を使って、お小遣い稼ぎができるクラウドソーシング。
在宅での作業になるため、スキマ時間をちょこちょこと使えたり、通勤時間がかからなかったりと、忙しい主婦にとっては、なかなか魅力的な働き方ですよね。
でもちょっと待って!
詐欺の心配はありませんか?
インターネット上のやり取りですべてが完結してしまうクラウドソーシングのお仕事。
実際に仕事はしたものの、肝心の報酬がもらえないという話は、ネット上にもたくさん飛び交っています。
でも、しっかりとポイントを守っていれば、大丈夫。
それほど危険なことはありません。
今回は、クラウドソーシングで詐欺にあわないために絶対に守ってほしいことをお知らせします。
クラウドソーシングの詐欺は大きく2種類
クラウドソーシングに関連する詐欺の手口は大きく分けて2種類あります。
- クラウドソーシング自体が詐欺を目的として作られている
- 安全なクラウドソーシングで、仕事を発注する人が詐欺を行う
それぞれ対応の仕方が違いますので、1つずつ書いてみます。
クラウドソーシング自体が詐欺を目的として作られている場合
これは、クラウドソーシングで仕事をもらうために、お金を払わされてしまうパターンです。
基本的に、クラウドソーシングに仕事をもらうにあたって事前にお金を要求されたら詐欺を疑った方がいいです。
たとえば、
- 会員登録の時に、入会金を要求される
- 仕事を受けるために、パソコンを購入させられる
- パソコンに入れるソフトを買わされる
- 一定レベルの技術が必要だからと通信教育費を請求される
などなど、手口はいくらでも考えられます。
一般的にクラウドソーシングでは、お金を支払わなくてはならない場面は、仕事を請け負う側にはないと考えていいです。
もちろん、仕事を受注して報酬を得る際には、手数料は差し引かれます。
これはクラウドソーシングを利用する場合の利用料ともいえるものですが、報酬を超えてマイナスになるなんてことはありませんから、こちらからお金を払うというのはちょっと考えられません。
こうした詐欺を目的としたクラウドソーシングでは、言葉巧みにあなたからお金を引き出そうとしますが、何らかの形でお金を使わされそうになったら「おかしいぞ」と感じるセンサーを働かせてください。
とくに、詐欺の場合は、やたらと稼げることを強調したり、高額報酬を前面に出したりして、初心者ライターの気を引こうとします。
一般的に、初心者ライターは実績がないので、大手のクラウドソーシングなどで、かなりの薄給で募集がかけられています。
(実績が上がってくれば文字単価も上がってきます。はじめのうちは見習い期間と思って、まずは実績を積みましょう。)
こうした現状から、少しでも高い報酬を得たいという心理をうまく突こうとしているのです。
うまい話には裏がある
使い古された言い回しですが、忘れてはいけない言葉です。
クラウドソーシングに登録するときには、インターネットの情報をうまく利用して、トラブルの情報が出ていないか、よく調べるようにしましょう。
それでも、万が一お金を要求されてしまったら、絶対にお金は支払わないことが大事です。
一度払ってしまうと取り戻すことは非常に困難です。
無視しても要求が続くときには、国民生活センターなどの機関に相談することも必要になるかもしれません。
ポイント
・仕事をもらう側の立場の場合、クラウドソーシングにお金は絶対に払わない
・初心者はそんなに稼げないと割り切って、高額報酬に踊らされない
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安全なクラウドソーシングで、仕事を発注する人が詐欺を行う場合
大手の安全なクラウドソーシングサイトでも、詐欺にあってしまう人がいます。
どうしてでしょうか?
実はクラウドソーシングでは、直接の取り引きは禁止しています。
クラウドソーシングも商売でやっているので、お金を儲けなければなりませんよね。
ですから、どうしても手数料は引かれてしまいます。
でも、利用者としては、だんだん手数料の重みを感じてきて、できればこの手数料をなくしたい!と思うもの。
その心理を悪い人は突いてきます。
直接契約をしませんか?そうすれば手数料の分、あなたに利益が増えますよ!という甘い言葉。
しかも、そう提案してきた相手は、今まで何回か仕事をもらっていて、きちんとお金も払ってくれている。
きっとこの人なら大丈夫・・・
こうして、直接仕事を請け負ってしまって、たくさんの仕事をさせられた挙句、納入したとたんに連絡が取れなくなる
こんなケースがあるのです。
でも、電話番号も聞いていたし、知らない人ってわけでもないし・・・
甘いですよ!
電話番号なんて、すぐに変えることができますから!!
格安シムを入れ替えるなんて、そんなに難しいことではありません。
それだけではなく、電話でのやり取りは証拠を残さない点で非常に巧妙。
メールやFAXでのやり取りではこちら側に証拠を渡すことになるので、悪いことを考えている人は避けようと思うのです。
ちょっとした手数料をケチったばかりに大損することは馬鹿らしいですよね。
クラウドソーシングは、仕事を依頼する人と仕事を受注する人の間に立って、お互いをマッチングするというのが大きな役目です。
でも、それだけではなく、安全に取引ができる安全装置としても重要な役割を担っているのです。
ポイント
クラウドソーシングは、
- 仕事の情報をくれる場所
- 報酬を確保しておいてくれる場所
- 手数料は安全を担保するための保険料
という風に割り切って、上手に利用しましょう。
大手のクラウドソーシングなら安心。でも注意事項は守って!!
せっかく仕事をするなら、トラブルに巻き込まれることなく、安全に仕事をしたいものですね。
さまざまなクラウドソーシングの会社がありますが、大手で実績もある会社であれば、
余計な心配をせずに仕事を受けることができます。
これからクラウドソーシングを始める方におすすめできるのは
- ランサーズ
- クラウドワークス
- サグーワークス (【プラチナライター】 に合格すると実績がなくても1文字1円の高単価の案件を受注できます。記事作成に特化しています。)
などのクラウドソーシングサイトです。
大手の場合、様々なトラブルも経験済みですので、しっかり利用規約や注意喚起を守れば安全に利用ができます。
在宅ワークは、見方を変えれば個人事業主。
自分の身はしっかりと自分自身で守らなくてはなりません。
利用規約や注意事項を読むのは確かに面倒くさいけれど、リスク管理としては重要な視点です。
世の中には、考えられないような悪だくみをしている人がいて、あなたの大切な労力を盗もうと虎視眈々と狙っているかもしれません。
そのことはいつも念頭に置いていてくださいね。
まとめ
クラウドソーシングで詐欺にあわないためには、
・うまい話には裏があると疑うこと
・仕事を受注する側の立場の場合、絶対にお金は払わないこと
・個人的に受注契約を結ばないこと
・クラウドソーシングを安全装置と思って積極的に使うこと
が大事になります。
大手のクラウドソーシングに登録して、利用規約に則って仕事をするのが安全です。
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